プロジェクト概要

Project Overview

第1段階 酸素吹IGCC実証

石炭をガス化炉でガス化し、一酸化炭素(CO)と水素(H2)を主成分とする石炭ガス化ガスを生成します。その後、石炭ガス化ガスは熱回収ボイラで熱回収し、ガス精製設備で不純物と硫黄分を除去した後、ガスタービン燃焼器で燃焼することでガスタービンを駆動します。ガスタービンの燃焼排ガスは排熱回収ボイラで熱回収した後、煙突から放出します。

一方、熱回収ボイラ及び排熱回収ボイラでの熱回収により発生した蒸気で、蒸気タービンを駆動します。このガスタービンと蒸気タービンとの複合発電を行うことで、従来の微粉炭火力発電を上回る発電効率が達成可能となります。

実証試験設備/概略フロー

実証試験設備/概略フロー図

実証試験スケジュール

実証試験スケジュール

実証試験実績

項目 目標 これまでの実績
基本性能
(プラント性能)
  • 送電端効率 40.5%(HHV)
  • 送電端効率 40.8%(HHV)
基本性能
(環境性能)
  • SOx:8ppm
  • NOx:5ppm
  • ばいじん:3mg/m3N(O2:16%換算)
  • SOx:8ppm未満
  • NOx:5ppm未満
  • ばいじん:3mg/m3N未満(O2:16%換算)
多炭種適合性
  • 炭種性状適合範囲の把握
  • 4炭種を試験し、良好な適合性を確認
設備信頼性
  • 商用機レベルの年利用率70%以上の見通しを得ること(5,000時間の長時間耐久試験)
  • 長時間耐久試験 5,119時間
  • 連続運転 2,168時間
プラント制御性・運用性
  • 事業用火力プラントとして必要な運転特性、制御性(負荷変化率:1~3%/分 他)
  • 非常停止試験において安全停止を確認
  • 負荷変化率:~16%/分を確認
  • 送電端出力0MWで安定運転を確認
  • 送電端出力制御で良好な運用性を確認
  • コールド起動時間(GT起動~定格負荷)7時間程度の見通しを得た
経済性
  • 商用機レベルで発電原価が微粉炭火力と同等以下になる見通しを得ること
  • 実証試験にて取得したデータを解析中
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